COVID-19関連追加(2020329-2

SARS-CoV-2のエアロゾルと物質表面に対する安定性】

 

Doremalen NV, et al. Aerosol and Surface Stability of SARS-CoV-2 as Compared with SARS-CoV-1. N Engl J Med 2020 doi: 10.1056/NEJMc2004973.より

 

Figure

点線はウイルスを検出できる限界値(エアロゾル:3.33×100.5TCID50/ml;プラスチック,スティール,ボール紙:100.5TCID50/ml;銅:101.5TCID50/ml).

 

 

エアロゾル(< 5μm)にSARS-CoV-2105.25 50% tissue-culture infectious dose: TCID50 per milliliter)とSARS-CoV-1106.75-7.00 TCID50 per milliliter)を含ませ,ゴールドバーグドラムにネブライザーで散布し,実験的にエアロゾル環境を作成した.

TCID50/ml1ml中の50%の培養細胞を死滅させるウイルス量.

エアロゾル,プラスチック,ステンレススティール,銅,ボール紙で測定した.

エアロゾルと無機質物質を介したSARS-CoV-2の感染伝播は確かだと考えられエアロゾルは時間単位(少なくとも3時間),無機質物質(プラスチックやスティール:最大48~72時間;銅:4時間で検出感度以下;ボール紙:24時間で検出感度以下)は銅を除いて日単位でSARS-CoV-2は生存し,かつ感染力をもつことが示唆される.それは,SARS-CoV-1とおおむね同様の結果であった.