COVID-19関連追加(2020419-2

 

COVID-19におけるCOPDと喫煙リスク】

Zhao Q, et al. The impact of COPD and smoking history on the severity of Covid-19: A systemic review and meta-analysis. J Med Virol 2020 Apirl 15. doi: 10.1002/jmv.25889.

 

喫煙とCOPDの影響を検討したメタアナライシス.

Figure 2ACOVID-19の重症化に対して,基礎疾患としてのCOPDはおおよそ4倍のリスクと関連がある(fixed effect model, OR=4.38, 95% CI 2.34-8.20.各研究間におけるばらつきは中程度(I2=41%, p=0.08).Egger’s testp=0.5492)とfunnel plotでは報告バイアスなし.なお死亡に対して,COPDの存在はOR=1.9395% CI 0.59-7.43)であるが,各研究間におけるばらつきは高度(I2=61%, p=0.11).

Figure 2C重症COVID-19に対して,現在の喫煙はおおよそ2倍のリスクと関連がある(fixed effect model, OR=1.98, 95% CI 1.29-3.05.各研究間におけるばらつきは中程度(I2=44%, p=0.10).ばらつきに寄与した報告(Guan WJ, et al. 2020)を除くと,OR=1.5595% CI 0.83-2.87).Egger’s testp=0.3244)とfunnel plotでは報告バイアスなし.

以下,サブグループ解析.

Figure 3A:基礎疾患としてのCOPDは,人工呼吸,ICU入室,死亡と著明に関連があった(random-effects model, OR=6.44, 95% CI 1.85-22.46).

Figure 3B:しかし,エンドポイントを重症COVID-19あるいは病状の悪化に限定すると著明な関連ではなかった(fixed effects model, OR=2.63, 95% CI 0.93-7.43).

Figure 3C3D:喫煙歴もCOVID-19の重症度とは関連がなかった.

Linitation:すべての研究はケーススタディでありRCTではないこととアジア人が主体であること.

結論:COPD現在の喫煙COVID-19の増悪と転帰に関連する