MLSTS試験(日本,n=300):これを経て,ラパリムス1mg発売(2014年12月,e-learningが必要).シロリムス1年投与: %FEV1<70%: FEV1 +68 ml vs %FEV1≧70%: +16ml; 2年投与: <70%: +25 ml vs ≧70%: +9 ml→軽症・重症ともに全体ではほとんど変化なし.10%ベースラインに対するFEV1の変化は24か月で15%以上改善: 28%,15%以上増悪: 10%であり,患者によってバラつきがあった.15%以上改善した9人中5人に乳び胸水あるいはその既往があった.一方10%以上悪化群は,いずれも乳び胸水なし,GnRH投与者なし,であった.サブ解析では,乳び胸+/-: 1年間で,+群: FEV1 +211 ml vs -群: 10ml,2年間で,+群: +385 ml vs -群: -22mlであり,GnRH+/-: 1年間で,+群: FEV1: +184 ml vs -群: -41ml,2年間で,+群: +215 ml vs -群: -22mlの結果であった.